💡これは何という山の写真かわかるかな?
そう!日本の名峰「富士山」!
美しく雄大な山だね~♪
あれ?よく見ると目の前の湖にも富士山が映っているよ!
どちらも同じ大きさで、同じ距離感で見えているよね!
なんでそう見えるのか気になる~?
それでは早速いってみよ~!
というわけで、今日は「光」のお勉強や~!
物の見え方
💡 身の回りで「光るもの」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるかな?
部屋の灯り?今見ているスマホやパソコン?それともサンサンと照り付ける太陽?🌞
身の回りにあるものは、自ら光を出す物体と光を出さない物体に分けることができる
蛍光灯、スマホやパソコン、太陽などのように、自ら光を出す物体を光源という
光源から出る光がまわりを照らし、その光が目に入ってくることで様々な物体を見ることができる
光の性質
光の主な性質は ↓ の3つである
- 光の直進
- 光の反射
- 光の屈折
光の直進
光がまっすぐに進むこと
光の大原則!!
光の反射
物体の表面で光がはね返ること
入射する光と反射する光の2つに分けると考えやすい
光の反射の法則
光が反射するとき、入射角と反射角の大きさは等しくなる
入射角
鏡の面に垂直な線と入射する光がつくる角
反射角
鏡の面に垂直な線と反射する光がつくる角
「入射角の大きさ=反射角の大きさ」ってことやな♪
鏡にうつる物体の見かけの位置
自分と鏡にうつった自分は、鏡の面に対して同じ距離だけはなれているように見える
また、他の人から見てみると、鏡にうつった物体からまっすぐに光がやってくるように見える!
富士山が湖にうつって見えたのも
この考え方や~!
乱反射
表面に細かい凹凸がある物体に光が当たると、光はさまざまな方向に反射する
くしゃくしゃにしたアルミニウム箔は
乱反射でギラギラや!
光の屈折
ななめに入射した光は境界面で曲がる
入射する光と屈折する光の2つに分けると考えやすい
光が屈折するとき、入射角と屈折角の大きさは異なる
入射角
境界面に垂直な線と入射する光がつくる角
屈折角
境界面に垂直な線と屈折する光がつくる角
入射角と屈折角の大きさの関係は、空気、水のどちらから入射するかで変わる!
①空気から水やガラスに入射する場合
②水やガラスから空気に入射する場合
💡入射角と屈折角の大きさの関係が理解しづらい人は、光さんの気持ちになって考えよう
↓の画像を見てもらえればわかるように、光さんは早く画面の右へ進みたい!
①空気(スカスカな空間)から水やガラス(密な空間)に入射する場合
②水やガラス(密な空間)から空気(スカスカな空間)に入射する場合
このように、光さんは空気(スカスカな空間)であれば楽に進めるが、水やガラス(密な空間)は進みづらい!と考えよう!
早く右へ進みたい光さんの気持ちに
なって考えるんやな♪
全反射
光が水やガラスから空気中へ進むとき、入射角を大きくしていくと屈折した光は境界面に近づく!
入射角を一定以上に大きくすると、境界面を通り抜ける光はなくなり全ての光は反射する!
通信ケーブルで使われる「光ファイバー」は
全反射で光を遠くまでとばすんや~!
レンズのはたらき
💡 身の回りで「レンズを利用したもの」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるかな?
虫メガネ、眼鏡、双眼鏡、顕微鏡、カメラとさまざまあるよね!
虫メガネのレンズのように、中央がふくらんだレンズを凸レンズという
また、凸レンズを通して見えたものやスクリーンにうつったものを像という
凸レンズによる像
💡凸レンズによって像が見えるのはなぜかな?
それは、凸レンズに入射した光が1点に集まるから!
光軸
レンズの中心を通り、レンズの面に垂直な軸
焦点
光軸に平行な光が集まる点
焦点距離
凸レンズの中心から焦点までの距離
💡1つのレンズに対して焦点が左右2つあるのはなぜ?
①光軸に平行な光が左から進む場合
②光軸に平行な光が右から進む場合
光軸に平行な光は必ず焦点を通るんや!
実像
光源が焦点の外側にあるときに見える像
上下左右の向きが逆になっている(倒立している)
◎実像のできかた
- 光軸に平行な光は焦点を通る
- 凸レンズの中心を通る光はそのまま直進する
- 焦点を通る光は光軸に平行に進む
- 光が集まるポイントに実像が見える
今から手順を説明するで!
1.光軸に平行な光は焦点を通る
2.凸レンズの中心を通る光はそのまま直進する
3.焦点を通る光は光軸に平行に進む
4.①~③の光が集まるポイントを発見!
5.光が集まるポイントに実像ができる!
光が集まるポイントにスクリーンを置けば実像が見えるんや♪
虚像
光源が焦点の内側にあるときに見える像
上下左右の向きが同じになっている(正立している)
◎虚像のできかた
- 光軸に平行な光は焦点を通る
- 凸レンズの中心を通る光はそのまま直進する
- 虚像を見る=虫メガネで見る
- 人間は、光はまっすぐに進むと思い込む
- 無いはずの光源=虚像
またもや手順を説明するで!
1.光軸に平行な光は焦点を通る
2.凸レンズの中心を通る光はそのまま直進する
3.虚像を見る=虫メガネで見る
4.人間は、光はまっすぐに進むと思い込む
5.無いはずの光源=虚像
虚像は人間の思い込みで見える偽物の像なんやで!
それでは、おつかれさまでした~♪
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