Q.コインの表面(点a)からの光が水面で屈折して目に入るとき、光の道筋を作図しなさい。
ただし、コインの見かけの位置を(点b)とする。
A. 下の図
らいじんさん
浮かび上がるコインも理科の力で解決!今から解説するで!
解説
↑ の記事はもう読んでくれたかな?
「光の屈折」で入射角と屈折角の大きさの関係について説明してるよ!
今回のポイントは光の直進
それじゃあ、下の2ステップで考えていこう!
光は点bからまっすぐ進んでくるように見える
光の大原則である「光の直進」!
人間は、光はまっすぐに進むものだと思っているため
下の図のように、点bから目に向かって光が進んでいるように見えている!
このときのポイントは、見かけの位置から水面までは点線で描き、水面から目までは実線で描くこと!
↑ の記事で紹介したように実線と点線を使い分けるんだったよね!
コインが浮かび上がって見えるとはいえ、実際には浮かび上がっているわけじゃないよね
つまり、見かけの位置から進んでくる光は、偽物の光!
よって、見かけの位置から水面までの光の道筋は点線で描く!
でも、水面から出た光が目に届いているのは真実!
つまり、水面から目に向かって進んでいる光は、本物の光!
よって、水面から目までの光の道筋は実線で描く!
らいじんさん
見かけの位置からは点線!水面からは実線やで!
光が屈折するポイントがわかる
光の道筋(点線、実線)を描くことで、実際の光が水面で屈折するポイントがわかったね!
ということで、点aから水面に向かってまっすぐに実線を引く!
これで、「水中にあるコインからの光の道筋」の作図は完成!
ちなみに、実際にやってみると結構おもしろいよ♪
らいじんさん
屈折のときでも意識すべきは光の直進や♪
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