💡これは何という植物の写真かわかるかな?
撮影日:2019/7/20
そう!「メタセコイア」!
(そう!じゃねぇよわかるか( ゚Д゚)!って😅?)
実は、メタセコイアは日本を含む北半球で化石として見つかっている植物!
というわけで、今日は化石をつくるのに欠かせない地層についてやっていくよ!
それでは早速いってみよ~!
というわけで、今日は「地層」のお勉強や~!
ちなみに、上の写真は現在の日本で生きているメタセコイア!
あれ?化石で見つかるってことはもう絶滅したんじゃないの?
不思議だね~メタセコイア♪
地層のでき方
💡地層はどのようにしてできるかわかるかな?
↓の画像を見てみよう!
ここはアメリカの秘境「THE WAVE」🌊
色、幅、うねり!地層のいろんな様子が見られるね~
この地層は、主に砂の層が積み重なってできている!
地層は、れき、砂、泥などが水の底に積もってできる💡
地層をつくるための主な作用は 風化と「流れる水のはたらき」がある
風化
岩石が気温の変化や風雨のはたらきでもろくなる
「流れる水のはたらき」
- 侵食
- 運搬
- 堆積
侵食
流れる水が岩石をけずりとる
運搬
けずりとられた土砂が水の流れで運ばれる
堆積
運ばれた土砂が水の流れがゆるやかな所につもる
また、堆積したときにできる地形の名前も知っておこう!
「三角州」の読み方は「さんかくす」やで~!
土砂には、れき、砂、泥があり、それぞれ粒の大きさが異なる!
例えば、1mmの大きさの粒は「砂」ってことやで♪
◎地層の堆積の仕方は粒の大きさによって変わる!
①堆積する粒の大きさと運ばれ方
粒の小さいものほど遠くまで運ばれるってことやな♪
②堆積する粒の大きさと積もり方
粒の大きいものほど下に沈むってことやな♪
以上、2つの実験をふまえて実際の地層のでき方を見てみよう!
堆積岩
堆積岩
堆積物が固まってできた岩石
堆積物の例:れき、砂、泥、生物の死がい、火山灰
堆積岩は大きく分けて6つ!それでは順番に見ていこう!
①粒の大きさによる分類
☆れき岩、砂岩、泥岩の3つの岩石は、流れる水のはたらきによって、粒が丸みを帯びている!!
流水で運ばれて岩石の角がけずれるんやな♪
②成分による分類
☆石灰岩は塩酸をかけると二酸化炭素が発生する!
→石灰岩の主成分である炭酸カルシウム(CaCO3)が塩酸と反応しちゃうのだ!
☆チャートは鉄のハンマーでたたくと火花が出るほどかたい!
→チャートをつくる「放散虫」は全身がガラス質の生き物なので、それが圧縮されてできたチャートはとってもかたい!
☆凝灰岩は地層を見分けるキーポイントとなる「かぎ層」である!
💡石灰岩とチャートを見分けるときは、2つともに塩酸をかけちゃおう♪
シュワシュワと二酸化炭素が発生した方が石灰岩だ!
石灰岩とチャートを見分けるときは
塩酸をかけるんやで♪
化石
化石
貝がら、骨、葉など、生物のからだが残ったもの。また、巣穴、足あとなど、生物の活動が残ったもの。
◎化石の種類
示相化石
地層が堆積した当時の環境がわかる化石
💡「当時の環境って、へぇ~そうなんだ。示そう化石」
示準化石
地層が堆積した当時の地質年代がわかる化石
→地質年代は、古生代、中生代、新生代に分けられる
💡「地質年代って、こんなじゅん番なんだ。示じゅん化石」
ん?さっきから何オヤジギャグ言ってんだって?
この方が覚えやすいの!笑
暗記はオヤジギャグ必須やで笑
◎示相化石の代表例
サンゴ → あたたかくて浅い海
シジミ → 湖や河口(河川が海や湖に流れ込む部分)
◎示準化石の代表例
示準化石は正直言って多すぎる!
↓の語呂合わせで覚えよう!
【ストーリー】
髪の毛がふさふさな女の子「りこ」ちゃん!
彼女はこれまでに経験したことのない最大(the most)の愛(LOVE)で暗中模索!
そんな愛を模索中の彼女に『正しい愛の道はこっちよ!』と言わんばかりに新しいカーナビをプレゼント!
プレゼントしてもらえるなんて、めちゃせこいわー!
りこちゃんは正しい愛の道へ進むことができるのか!?
この続きは、ぜひ!劇場へ!
(劇場公開日は未定です)
はい、ここまで読んでくれてありがとうございます笑
ちなみに、メタセコイアは奇跡的に絶滅しなかった地域から苗木をもらい受けたことによって現在の日本でも生きているそうだよ♪
しゅう曲
しゅう曲
大地の変動により、地層が波をうったように変形したもの
しゅう曲の「しゅう」は
『褶』と書いて「しわになる」って意味やで♪
柱状図
柱状図
ある地点での地層の重なりを模式的(モデル図のよう)に表したもの
一番下の地層が最も古く、上にどんどん新しい地層が積み重なっていく!
新しいプリントがどんどん積まれて
一番下の古いプリントは忘れ去られる~
◎柱状図の見方
①傾きのない地層
- 地形図から標高を確認
- 「地表からの深さ」→「標高」
- 凝灰岩の標高に注目
- 実際の標高をイメージ
- その他の地点も同様に考える
1.地形図から標高を確認
↑地形図の等高線を読み取って、それぞれの地点の標高を確認!
2.「地表からの深さ」→「標高」
↑深さ「0」なら地面の高さ(標高)と一緒!
↑地表から何m深くなっているかを確認して、地層の切り替わるときの標高をチェック!
↑ちょっと手間だが、すべての標高を書きだそう!
3.凝灰岩の標高に注目
↑凝灰岩は「かぎ層」だったよね!上下にある砂岩の地層の幅から考えても、青枠で囲った凝灰岩の地層は同じ時代に噴火したものと考えられる!
4.実際の標高をイメージ
↑実際の標高で整理すると、地面の中身は水平にそろっている! つまり、この地層に傾きはないと言える!
5.その他の地点も同様に考える
↑C地点についても、さっきと考え方は一緒!
↑まずは標高を確認!
↑深さ「0」なら地面の高さ(標高)と一緒!よかったら、地層の切り替わる標高を一度自分で書いてみてね♪
↑C地点のすべての標高がうまったね!
↑次に、凝灰岩の標高に注目!
↑実際の標高で整理すると、地面の中身は水平にそろっている! つまり、この地層に傾きはないと言える!
②傾きのある地層
- 地形図から標高を確認
- 「地表からの深さ」→「標高」
- 凝灰岩の標高に注目
- 実際の標高をイメージ
1.地形図から標高を確認
↑地形図の等高線を読み取って、それぞれの地点の標高を確認!
2.「地表からの深さ」→「標高」
↑深さ「0」なら地面の高さ(標高)と一緒!それぞれの地点で、地層の中身は同じみたいだけど標高がまったくちがう!
↑地表から何m深くなっているかを確認して、地層の切り替わるときの標高をチェック!
3.凝灰岩の標高に注目
↑凝灰岩は「かぎ層」!上にある泥岩や下にある砂岩の地層から考えても、青枠で囲った凝灰岩の地層は同じ時代に噴火したものと考えられる!しかし、標高はそろっていないことがわかる!
4.実際の標高をイメージ
↑実際の標高で整理してみても、やっぱり凝灰岩の標高が一致していない!
↑それぞれの地点の凝灰岩の地層を結ぶように直線を引いてみる!すると、地面の中身が一定に傾いている! つまり、この地層は傾いていると言える!
💡ちなみに、「この地域の地層は( ア )から( イ )に向かって低くなっている」それぞれに入る方位(東、西、南、北)はわかるかな~?
ヒントは、A地点からC地点に向かって地面の中身が一定に低くなっているってことだよ♪
( ア )は 西
( イ )は 東 やで♪
それでは、おつかれさまでした~♪
コメント